尚,以下の情報をご提供して下さった後にmskahnさんご自身がホームページを立ち上げておられます.Think Pad 240等の情報がありますので上記URLをご参照下さい.
※inadaさんの方法と違う点のみ書きます。
(1)起動FDの作成
1.LANカード付属のイネーブラ(LANEN.EXE)を起動FDに
入れます。
2.CONFIG.SYSにDEVICE=LANEN.EXEとのみ記述します。
(2)セットアップディスクの作成
1.inadaさんがつかったものと同じNDIS2DOSをディレクトリ
ごとFDに入れます。
2.NDIS2DOSディレクトリにLANカード付属のNDIS2ドライバ
(LE10NDS.DOS)を入れます。また、Rtsnd.dosは使わな
いので削除します。
3.NDIS2DOSディレクトリにある
Oemsetup.inf/Protocol..ini/Rtl8139.nifファイル
をメモ帳等で編集します。
<Oemsetup.inf>
[RTL8139]セクション
devdir=?:rtsnd.dosをdevdir=?:Le10nds.dosに変更
devics=rtsnd.dos,@devdir\rtsnd.dosを
device=Le10nds.dos,@devdir\Le10nds.dosに変更
[RTL8139_nif]セクション
drivername=rtsnd$をdrivername=Le10nds$に変更
param=Medium,"MediumType",text,"_auto,_10Half,
_10Full,_100Half,_100Full",_Auto,0*30 この行削除
<Protocol..ini>
DriverName=RTSND$をDriverName=Le10nds$に変更
<Rtl8139.nif>
[RTL8139]セクション
DriverName=RTSND$をDriverName=Le10nds$に変更
[File]セクション
Name=RTSND.DOSを
Name=Le10nds.dosに変更
[MEDIUM]セクション
全て削除
あとはinadaさんと同じ方法でセットアップすればOKです。
※ThinkPad235におけるOSのネットワークインストールについて
ThinkPad235にはリカバリCDが付属しており、これは当然ネット
ワークインストールを前提にしておりませんので、少し工夫が必
要です。私はリカバリCD-ROM内のHDDイメージを展開して工場
出荷時の初期状態に戻す方法で成功しました。
詳しくはThinkPad Clubにお越し下さい。
http://www.cyber-oz.com/ThinkPad/webforum/index.cgi
同サイトはThinkPadを中心とした、Mobile PCについての情報を
交換する場所です。(開設者:OZAKI'Sさん)
私は同サイトのTP2系会議室のボードリーダをしております。
上記会議室ではその後、カード付属のイネーブラを使用しない方法
つまり、TP235に付属のカード/ソケットサービスを使用した成功例
の報告がありました。NICにイネーブラがついていないものもあるので
この方法のほうが汎用的でスマートです。以下にその方法を述べます
が、この場をお借りして報告されたTAWSONさん、kuriharaさんに感謝
いたします。
(1)起動FDの作成
1.リカバーリーディスクから、以下のファイルをコピーします。
CARDID.INI
LE10.CLB ***********LANアダプタ付属のカードライブラリ
CARDXTND.SYS
SSCBRI.SYS
CS.SYS
CSALLOC.EXE
CSALLOC.INI
CARDID.SYS
2.CARDID.INI の編集
[Common]セクション
Lan1IRQ=5 をLan1IRQ=11に変更。
[Libraries]セクションの有効な CardLib をコメントアウトして、
CardLib=a:\LE10.CLBを追加。
3.CONFIG.SYSの編集
FILES=30
DOS=HIGH,UMB
SHELL=COMMAND.COM /P /E:512
DEVICE=HIMEM.SYS
DEVICE=EMM386.EXE RAM /X=CC00-CCFF
DEVICEHIGH=BILING.SYS
DEVICEHIGH=JFONT.SYS /MSG=OFF
DEVICEHIGH=JDISP.SYS /HS=LC
DEVICEHIGH=JKEYB.SYS /106 /JKEYBRD.SYS
DEVICEHIGH=CARDXTND.SYS
DEVICEHIGH=SSCBRI.SYS /NUMADA:2 /ADA1SKTS:2 /ADA2SKTS:2
DEVICEHIGH=CS.SYS /poll:1
DEVICEHIGH=CSALLOC.EXE
DEVICEHIGH=CARDID.SYS A:\CARDID.INI
LASTDRIVE=Z
※日本語環境のドライバは適宜です。
(2)セットアップディスクの作成
※NDIS2DOSディレクトリの3つのファイル全文を掲載します。
これはTAWSONさんに教えられた方法で非常にスマートです。
1.OEMSETUP.INF
[netcard]
LE10="ENW-3502-T Ethernet Adapter",000,ndis,ethernet,real,LE10,LE10_nif
[LE10]
devdir=?:le10nds.dos
device=le10nds.dos,@devdir\le10nds.dos
[LE10_nif]
drivername=le10nds$
2. PROTOCOL.INI
DriverName = le10nds$
3.LE10.INF
[LE10]
Type = NDIS
Title = "ENW-3502-T Ethernet Adapter"
Version = 2.2
DriverName =le10nds$
XPORTS = NETBEUI LANDD
[File]
Name = le10nds.DOS
Path = IBMCOM\MACS
元々私はinadaさんの記事を見て、CD-ROMはもっていた(それで
も秋葉原で\10,800と安いものです)ので、OSのインストールより
はWorkGroup Connectionを利用してのバックアップ/リストアに
期待するところ大でした。(バックアップは自身のHDDではなく別
のHDDにするのがベターなのは言うまでもないことです)
私が愛用してきたフリーソフトYUPDATE、DISKDUMPはいづれも
ネットワークに非対応だったので半ば挫折するところでした。
YUPDATEはロングファイル名を扱えるオプションをネットワークドラ
イブに対して指定することは出来ないと書かれておりました。
DISKDUMPは起動してすぐ止まってしまいました。これは、もしかし
てメモリ管理が適正でないのかとも思ったのですが、同じ起動FD
で立ち上げて(WorkGroup Connectionをロードして)、次に紹介す
る「DriveImage」でバックアップする場合は起きない現象です。市
販のバックアップツールでもネットワーク対応・非対応とちゃんと書
かれているところを見ると、あながち環境設定のせいだけでもなさ
そうです。(詳しいことはわかりません)
私は過去に、初めて買ったPCのハードディスクがクラッシュした
ことがあり、それ以来バックアップの必要性を人一倍身にしみて
感じており、これに関してはしつこいくらいです。(笑)
上記フリーソフトは非対応だったので、それに変わる方法として
(1)2.5"HDD(4.8G)+接続機器 22,000+11,000=33,000
(2)SCSI HDD(4.3G)+SCSI CARD 20,000+8,000=28,000
等を買うことも考えましたが、いづれも高価です。
そこで、ネットワークに対応すると書かれてあった市販の
POWERQUEST「Drive Image Ver2.0」を見つけ、半信半疑で買って
試したところ成功しました。(買った店では対応しなければ返品
OKということで安心して買えました)
同ソフトは\11,800でしたが、(1)あるいは(2)を買うよりは、はるかに
安価です。しかし、YUPDATEのようにUpdate Copy&Nonexist
Deleate等のきめ細かさは無いようなので、自身のHDDの別パー
ティションへのバックアップはYUPDATE、ネットワークドライブへの
バックアップはDrive Imageでと両方の良さを使い分けて利用して
いこうと思っています。